こころタウン

境界性パーソナリティ障害の人と付き合うかたの心をケアするブログです。ぜひコメント欄見ていって下さいね。

6割だけ頑張る

   

 

ジンです。

最近ちらほら恋愛のお悩みを耳にします。

悩んでいる方を見ていると

誠実で自分に厳しくて、

人の気持ちをこれでもかと察してあげられる、優しい方が多いんですよね。

優しい人ほど悩みを抱えてしまうっておかしな話ですが

そういう人ほど色んな人の色んなものを背負ってしまいやすいんですね。

お話を聞いていると

私が支えてあげないと。

状況が悪いのは私のせいかもしれない。

もっと感情をコントロールしなきゃいけない。

迷惑をかけちゃいけない。

ワガママ言える立場じゃない。

早く結論を出さなきゃ。

今の関係は絶望的。

 

といった声が挙がります。

自分に厳しく人に優しく、といった感じですね。

好きでそう言うのなら良いのですが、

もし大した理由もなく自分で自分に厳しめなルールを課してしまっているのだとしたら

一度そのルールごと疑ってみてくたさい。

 

 

先日、少し早めの夏休みで南の島に行ってきたのですが

まあとにかく誰もが自由な感じでした。

バスの運転手はスマホを操作しながら歌い出すし

お店の人は愛想なんて無くてもOK

時間の規則は有って無いようなものだし

皆自分の気分が上がることを再優先。

 

何が言いたいかというと、

私達が   ~しなければならない。と思っていることは必ずしも絶対的ではないということです。

私が支えてあげないと。

状況が悪いのは私のせいかもしれない。

もっと感情をコントロールしなきゃいけない。

迷惑をかけちゃいけない。

ワガママ言える立場じゃない。

早く結論を出さなきゃ。

今の関係は絶望的。

 

それは視点を変えれば、さほど心を砕かなくても良い事なのかもしれません。

いつもしつこい程「頑張らなくていい」と言っていますが、笑

ある程度肩の力を抜いたほうが人間関係は上手くいきます。

もしも ああしなきゃ、こうしなきゃと緊張して疲れてしまっているのなら、

自分のルールは本当に守らなければならないものか?

厳しすぎやしないか?

一度見直してみるのも良いかもしれません。

ただ頑張り屋な人ほど力を抜くのが難しいんですよね。

いきなり自分に甘くなれと言われてもどうしたら良いか分からないと思います。

そんな時は、

「60%の力で頑張ればいい」と思ってみてください

今まで頑張って行動していたことや人に配慮していたことに割くエネルギーを

60%くらいに抑えてみてください。

意外と今まで通り物事は回りますし、ほかの人に嫌われたりもしません。

100kmで踏んでいたアクセルを60kmに緩めるような感じです。

100kmで進み続けたらそりゃあ速いんですが、緊張で早く疲れてしまうんですよね。

それを60kmに緩めたら、意外と周りの景色も見えるし余裕も出てくる。

頑張りもそんな感じで、長丁場になりそうなとき、ゴールが見えていないという時ほど

肩の力を抜いていいんです。

残りの40%はどうなるんだと気になる方は(笑)その4割を意識的に自分自身へのエネルギーに割くと良いかもしれません。

あなたが楽しいこと、リラックスできること、学べること、集中できそうなことに時間を使ってみてください。

それは決して怠けなんかではなく、あなたの余裕と魅力に繋がります。

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 - 境界性人格障害への接し方