一人にならないこと
ジンです。
久々に境界性パーソナリティ障害についてのとある本を読み返しました。
そして、、、
落ち込んでしまいました(^^;)
境界性パーソナリティ障害の悩みを晴らしたくて本を読むのに、
なぜか逆に落ち込んでしまう。不思議ですね。
自分が読んだ本には境界性の患者さんの様子や
患者さんをささえるセラピストの心情が事細かに書かれていました。
そこに記されている人の気持ちに影響を受けて、恥ずかしながら、気分が落ち込んでしまったんですね。
私達は本に限らず、実際にまわりに居る人の影響をかなり受けています。
「自分を変えたかったら付き合う人を変えろ」という有名な言葉がありますが
それだけそばにいる人や毎日話をする人から受ける影響は大きいのです。
境界性パーソナリティ障害の方・その幾つかの症状に当てはまる方は
感情のコントロールが効かず親しい人にキビシイ言葉を投げつけてしまうことが多々ありますね。
その反面、無視や自傷という方法で拒絶の意思表示をすることもあります。
この時にただ一方的にマイナスの影響を受けつづけていれば
あなたは簡単に、底のない穴に落ちて行ってしまいます。
かなしい事に人の脳は黙っていると不安になるように出来ているのです。
感情の上下が激しい人と接していると、落ち込んだ状態になりやすい。
それでは気分が引きずられてしまわないためにはどうすれば良いのでしょうか?
孤立しないことです。
どうしてもマイナスの影響を受けてしまうなら、
どこかからプラスの影響も受けること。
これが気分をただ落ちて行かせないための鉄則だと考えています。
境界性のかたと関わる人は、
なかなか悩みを周りに話せず、話したとしても分かってもらえず、孤立してしまいがちです。
しかしそれは一人で抱える問題にしてはあまりにも大きい。
そして一人だとどこまでも気持ちが落ちてしまう。
だから、どこかにあなたが一人ではないと思えるセーフティネットを作っておいてください。
それは本当に気を許せる友達でもいいし、この場所を気に入ってくれたのならこのブログでもいい。
幸いここは、読んで下さるかたのおかげで質の高いブログに育ってくれています。
相手への文句を言いたいだけの、マイナスの影響を振りまくだけの人はおそらくここには居られません。
こころの拠り所は、目の前の相手一人である必要は有りません。
あなたにとってプラスの影響を与える人とは繋がっておきましょう。
一人じゃないという意識はあなたが思う以上にあなたの力になりますよ。
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