なぜネガティブ思考にハマるのか
ジンです。
私たちは頭の中でネガティブなドラマを観つづけています。
仕事をしていても、ぼーっとしていても、楽しいことをしていても。
サラリーマンは「契約を取れないのではないか」
受験生は「失敗したらどうしよう」
結婚前の花嫁は「この相手でほんとうに良いのかしら」
旅行の準備をしているワクワク期間でさえも「飛行機にトラブルはないだろうか」
気付けばそうやってネガティブな思考にハマっていること、ありませんか?
実は私はしょっちゅうです。笑
私たちの頭は、常に考え事をするようにできています。
お風呂などのリラックスタイムでさえ、「こんな事がおこるんじゃないか・・」「あの人に嫌われてるんじゃないか・・」「あんな行動をとってしまった・・」といった
ネガティブ思考が自然と沸き起こるようにできています。
まるでホラー映画をむりやり見せられているような感じですね。
考えたくもないのに考えてしまう厄介なネガティブ思考は
なんと私たちが1日で考える内容の約9割を占めていると言われています。
私たちの考えている事の9割はネガティブ。
唖然としてしまいますね。
生きづらくて堪りません(^^:)
このネガティブ思考、正体を「エゴ」といいます。
(※辞典で引くとエゴ=自我 語源のラテン語では「人」の意 )
エゴとは大昔から私たちの頭にインストールされている防衛本能で
私たちが失敗したり恥をかいたり危ない目に遭わないように
頭のなかでネガティブドラマをせっせと作り出し、私達に見せつけてきます。
エゴの作るドラマは真に迫っていますので、私たちはついその声を聞き入れ不安に染まってしまうんですね。
覚えておいてほしいのは
私たちの中に湧き上がる多くのネガティブ思考は
あくまで原始的な防衛本能が見せつけてくるドラマだということ。
あなたが自発的に考えているというより、無意識に見せられているものだということ。
だから「私はこんなに暗くて大丈夫なのか?」
「相手に不安を抱いて悪くないか?」
と自分を卑下したり、罪悪感を感じたりしなくてもいいんですよ。
もちろん悩んだり心配することで避けられる危険もありますから、ネガティブ思考は悪いものだとは言えません。
しかし、
大した根拠もないのに沸いてくる不安は、物事の建設的な解決からあなたをどんどん遠ざけます。
不安は次から次へと頭のなかで湧き上がる。
本能が作るものなので、無くすことはできません。
ただ「いま見ているのはネガティブドラマかもしれない」と気付ければ
一時停止のボタンを押すことは出来ます。
エゴのつくるネガティブ思考がドラマか現実か分からなくなってくると
鬱々とした感情が理性を超えて、ストーカーになったり犯罪を起こしたり自身を傷つけてしまったりします。
あなたに湧き上がる不安の9割は、本能が見せるドラマです。
心に引きずられないようにしましょう。
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