こころタウン

境界性パーソナリティ障害の人と付き合うかたの心をケアするブログです。ぜひコメント欄見ていって下さいね。

悪人のススメ

   

 

ジンです。

 

境界性パーソナリティ障害の人、その幾つかの症状に当てはまる人と接していると

蔑ろな扱いをうけたり

自分の考えを押し込めたり

否定されることに慣れたりして

物わかりのいい人になってしまうこと、よくありますよね。

自分は恋人に対して長らく「いい人ぶりっこ」していました・笑

頼れると思われたくて、認めてもらいたくて、必要としてもらいたかったんです。

でもいろんな事に耐えてまで必要とされたいたい理由を掘り下げていくと

そこには驚きの感情がありました。

 

 

「罪悪感」。

 

 

 

自分のせいで、親に迷惑をかけてしまった。

自分のせいで、彼女は幸せそうではなかった。

自分のせいで、まわりの皆が不快そうにしていた。

 

ことある毎に罪悪感を引っ張りだしてきて

悪人みたいな自分はどうせ頼ってもらえない

どうせ認めてもらえない

どうせ必要としてもらえない

そう意識するようになっていたんです。

そんな自分は人一倍頑張らないと、求められないと思っていた。

 

 

でも、よく思い出すと

親が苦労したのも彼女が幸せそうじゃなかったのもまわりが不快そうに見えたのも

自分のせいではなかったんです。

まるで思い上がり。勘違い。

自分を勝手に悪人にして

「悪人みたいな私は、あなたから愛されるような人じゃないんです。」

なんてかしこまって、自分の価値を貶めていたんですね。

すると本当に愛されなかった。

「愛されるわけない」という意識は顔や動きに出るんでしょうね。

 

 

 

真面目なひとほど、この罪悪感のワナにはまってしまいます。

自分は超がつくほどの真面目でした。(^^;)

長らく、自分がどうしようもない悪いヤツに思えていましたが

ある日を境に、もう悪人でいいやと思うことにしてしまいました。

 

どうせ悪いヤツなのだから失敗するし

人の期待に添えないこともある

我慢せず言いたいことを言うし

まわりに嫌われてでも好きなことをしてしまう

するとどうでしょう。

そんなふうに力を抜いても、誰にも責められないし

それどころか前より好かれるようになりました。

 

 

境界性傾向をもつ相手にも、いい意味で「この人に何を言っても仕方ない」とあきらめて貰えるようになりました。

死にたいとか今生の別れにしたいとか、何を言っても仕方ない相手には、言わなくなるんですね。

酷かもしれないですが、自分は

死にますと言われても駆け付けず、別れると言われたらそうですかと言っていました。

とんでもないヤツだと思います。

 

 

でも悪いヤツになってみたら、

難題をふっかけてくる相手が助けてくれるようにまでなったのです。

 

 

 

もしあなたが自分の考えを押し込めたり

否定されることに慣れて

自分の価値がわからなくなってしまっているのなら

ちょっとだけ悪になってみるのも良いかもしれません。

もっと自由になっても大丈夫。

もっと好きなことをして大丈夫。

我慢しなくて大丈夫。

失敗したって大丈夫。

期待に答えられなくても大丈夫。

優しくなくても大丈夫。

物わかりが悪くても大丈夫。

嫌われても大丈夫。

 

 

するとふしぎなことに、好かれます。

 

 

 

 

 

 

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