こころタウン

境界性パーソナリティ障害の人と付き合うかたの心をケアするブログです。ぜひコメント欄見ていって下さいね。

不安を生み出すのは誰か

   

 
ジンです。

 

 

恋人、親しい人。

会う時間が少なくなったりメールの返信が来なくなったり

素っ気ない態度を取られると

「何か気に障ったのかな」

「嫌われてしまったのか」

とつい不安になってしまいますね。

ひとたび不安になると相手の事情に合わせて予定を決めたりメールを送ったりと、

顔色を伺うようになってしまう人も居ます。

でも相手の機嫌をとりながら付き合うのは非常に苦しい。

「私のことなんて嫌いになったんでしょう」

「私が邪魔になったんでしょう」

「彼は私のことなんて大切に思っていないんでしょう」

こういう事を言ってくるのは相手の顔色を察してあげられる優しい人がほとんどです。

優しい人ほど苦しんでしまう。

おかしな話ですね。

 

 

 

 

不安になるのは相手がメールをくれないから?

会う時間が減ったから?

あからさまに接し方を変えられたから?

不機嫌そうに見えたから?

表面的にはそうかもしれません。

でも不安の大元はきっと私達の内面にあるのでしょう。

子供の頃、親に大事にされてないと感じていた

助けてほしい時に助けてもらえなかった

頑張ったのに叱られた

さみしいと言えなかった

そんな出来事の積み重ねが

「私は大事にされない人だから」などという思い込みに繋がっているのかもしれません。

 

 

 

自分は大事にされないという火種を持っていると

連絡が来なかったり

約束を破られたり

心無い態度を取られた時に

「やっぱりそうなんだ」と不安が爆発してしまいます。

 

 

本当にあなたは大事にされない人なのか?

そんなワケないですよね。

 

 

 

相手の言動をコントロールすることは出来ません。

せめて自分で自分を不安にさせないであげてください。

気持ちが安定してくると相手の機嫌を窺うことも減るはずです。

人の顔色を気にせずに済む毎日はラクですよ。

 

 

相手に気を使いながら言葉を選んだり

相手に合わせて時間を確保したり

携帯を握りしめて連絡を待ったり

そんなの苦しいですよね。

本当は

あなたの大事な時間をそんなことには使いたくないはずです。

 

 

不安を生み出している張本人は誰ですか。

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