境界性と「別れたい」の真意
ジンです。
「境界性の彼氏・彼女から何度も別れると言われてつらいです」
というお悩みをよく聞きます。
今回は
境界性パーソナリティ障害の人と「別れたい」の意味について考えていきましょう。
好きな相手に別れたいなどと言われたら、誰だって酷く傷つくし混乱してしまいますね。
不安で悲しくて何も考えられなくなってしまうかもしれません。
そんな時に覚えておいてほしいのは
言葉より行動を見ること。
別れたいと言ったのに数日後には雑談メールを送ってくる。
さようならと言ったはずなのに次の日には会いたいと連絡してくる。
音信不通にされたけれど、ひと月後には何事もなかったかのように戻ってくる。
言葉と行動が一致していない場合、
決して心から別れたいと思っているわけではないのです。
「別れたい」の裏に隠れた意図を考えてみて下さい。
そこには引き止めてほしいとか、追いかけてきてほしいとか
いつ見捨てられるか不安でたまらないとか
必ずその人なりの理由があるはずです。
さて、理由があると分かったところで、
そもそも別れ話をやめさせる事はできないのか?
すぐにやめさせる事は出来ません。
寂しい、不安、見捨てられるんじゃないか・・
そういう感情はもともとその人に強く根付いているものなので
短期間で消し去ってあげることは出来ません。
根付いた不安な気持ちがあるかぎり、相手は何度も別れ話を繰り返すでしょう。
でも悲観することはありません。
先に述べたように、心から別れたいと思っているわけではないからです。
突然ですが子供の頃、気に入らないことがあったり寂しかったりすると
「もう○○君とは遊ばない」
「もう絶交する」
とか言いながら、翌日には普通に話しかけてくる子居ませんでしたか。
何度も別れをほのめかす相手は
まるで子どものようにストレートで心がよく動く。
後先などなくその時の感情が全て。
そんな心構えを持っていると、すこし気が楽になるかもしれません。
ただ、分かってはいても繰り返し別れをほのめかされるのは堪えますね。
相手が軽く言った「別れたい」の一言で
こちらが体を壊すほど悩んでしまうことだってあります。
何度も別れを切り出す相手にあなたの時間をどれだけ費やすのか
別れを切り出される悲しさにあなたは耐えていけるのか
相手とどうなっていきたいのか。
最終的に決めるのはあなた自身です。
言葉より行動に注目。
そして何より
あなたがどうしたいのかを大事にして下さい。
※メール・コメント、順に返信しています。
お待ちいただければ幸いです。
スポンサーリンク