こころタウン

境界性パーソナリティ障害の人と付き合うかたの心をケアするブログです。ぜひコメント欄見ていって下さいね。

自分をおかしいと思う

   

 

ジンです。

 
境界性パーソナリティー障害の方からこう言われた事があります。

 

私は人格障害で精神薬を飲み続けているし、身体にも障害があります。
私を好きになってくれる人なんてこの先きっと現れません。
私はおかしいのです。

 
・・・は???

 

というのがこれを聞いた時の正直な気持ちでした。

たしかに境界性パーソナリティ障害のひとは感情的ですから

周りから見たら付き合いづらいと思われることも多いのかもしれません。

身体に障害があれば生活しづらいことや大変な思いをする事も多いかもしれません。

でも、心や体に何かあるからといって

その人自身の魅力が損なわれることなど無い。

そう思いませんか。

 

 

日本人は特に、皆同じであることを良しとする風潮が強いですよね。

少数派を特別な目で見たり、時には異端扱いしたりする。

パーソナリティ障害も身体の障害もそのひとの特徴でしか無いのに、少数派というだけで腫れ物扱いされがちです。

とくに境界性は、色んな所で「厄介な病気」などと評されているので

ご本人も"自分は受け入れられない"という感覚が強まってしまうのかもしれません。

 

 

それでもこのブログには、そんな境界性の人を好きになった人たちが大勢います。

人を好きになる時や、気持ちが離れていく時に

障害の有る無しなんてさして重要では無いんですよね。

もっと奥の、そのひとの人間性に触れたときに

心は動くんじゃないでしょうか。

 

 

 

自分はおかしい。

と思っている人は意外と多いのかもしれません。

このブログに来られる方は

パーソナリティ障害を抱え生きづらさを感じていたり

または境界性の方への対応に苦心していたり

複雑な生い立ちにトラウマが有ったり

ご自身の抱えているものをおかしいとか、恥ずかしいとか思って

一人で頑張っている方も多いと思います。

病気、家庭環境、年齢、性別、、、

パーソナリティ障害に付随して、皆さん色んな悩みを持っているのですね。

 

でも、おかしくないです。

何もおかしくなんかないです。

おそらく少数派に属しているだけだったり

ネガティブな声を聞きすぎているだけです。

 

 

『境界性や精神の病気があるから誰にも愛されない。』

そんなワケはありません。

このブログにいる皆さんが証明していますね。

 

 

 

『歳を重ねたからもう新しい事は出来ない』

そうでしょうか。

歳を重ねてからオリンピック選手になろうとしたら難しいかもしれませんが

大抵のことはいつからでも始められるし

個人的に、年齢は有って無いようなものだと思ってます。

有名人の言葉にこのようなものが有りました。(確かココ・シャネルです。違ってたらすみません)

『誰と居るかで年齢は変わる。』

人は、親しい友達や好きな人と過ごしている時は10代のように若返り

退屈な人と一緒に居ると、一気に100歳も歳をとってしまうのだそうです。笑

そう考えると何事にも遅いは無いと思いませんか。

 

 

 

『色々あって好きになった相手が同性だった。』

別に良いんじゃないですか。

世間体を考えると苦しくなるかもしれませんが、好きな人は好きで良いと思います。

自分は女性とも男性ともパートナーとして交際したことがありますよ。自由人でしょう。笑

この世には男と女の身体特徴を両方あわせもって生まれてくる人も居ますし

フェイスブックで選べる性別は今や50種類以上。(アメリカ版だけだったかもしれませんが。)

人種や文化のように性も多様化しています。

好きになった人がたまたま同性だった。

たまたま日本人以外の人だった。たまたま病気の人だった

そんな認識で良いと思います。

 

 

 
自分を必要以上におかしいと思えば苦しくなってしまいます。

あなたがおかしいと思っているものはあなたの個性でもあると思います。

勿論それで人に迷惑をかけたりしたら、反省すべきではありますが。

 

 

 

あなたはいつもあなた自身の一番の味方でいてあげて下さいね。

 

 

 

 

 

 
・いつも有り難うございます。返信が遅くなっており申し訳有りません

 

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