こころタウン

境界性パーソナリティ障害の人と付き合うかたの心をケアするブログです。ぜひコメント欄見ていって下さいね。

美女と野獣と人格障害

   

 

ジンです。

 

「美女と野獣」という映画をやっているみたいですね。

実際にその映画は観ていないんですが

昔のアニメ版は観たことがあります。

セリーヌ・ディオンが主題歌歌っていたやつです。

ちょっと内容に触れるので、内容知りたくない人は読まないで下さいね。

 

 

 

アニメ版の美女と野獣の中で、

野獣を倒そうとする人間たちに対して

主人公のベルが

「やめて!あの人は本当はいい人なの」

というセリフがあるんですけど

この言葉

境界性の彼と付き合う女性からも良く聞きます。

「彼は暴れたりもするけれど、本当はいい人なの。」

「私を無視するけれど、本当は優しい人なの。」

正直

本当か?

と思ってしまうんですが(すみません)

境界性の彼と付き合う女性たちはベルのような心境なのだろうか、なんて想像します。

 

 

 

でもストーリーのなかで野獣は本当に目に見えて優しくなっていくんですよね。

最初はベルを威嚇して怖がらせてしまうけれど

やがて全力でもてなすようになって、

何不自由なく暮らせる環境をととのえてあげて、

最終的には自分の元からベルを逃がし

ベルの自由と幸せをいちばんに願うようになります。

もしも今でも野獣がベルを脅していたり、

自分の城にムリヤリ閉じ込めていたりしたら

ベルは決して「あの人はいい人」とは言わなかったでしょう。

 

 

恋は盲目です。でも、本当に盲目にはならないでくださいね。

私達は人を好きになると良い面ばかりが目につきますが

誰にでも闇はあるものです。

良い面も悪い面もひっくるめて

ありのままのその人を見てあげられると良いですね。

野獣のようでも本当は素敵な人もいると思うし、

野獣のようで、本当に野獣な人も居ると思います。

相手があなたをどのように扱っているか。

どのようなことをしているか。

難しい人を相手にしている方には

そこをきちんと見極めて、幸せになって欲しいと思います。

 

 

 

ベルの場合は野獣がとても優しくなったので

ハッピーエンドを迎えることになりますが

もしも野獣がずっとひねくれていたら

ベルは監禁されたまま、不安な気持ちで長い時間耐えるという怖い話になったでしょう。

あるいは意を決して逃げ出したかもしれませんが。

どのみちタフな精神が必要です。

 

 

 

難しい人を相手にするときは

熱い心と冷静な目をもつことが大事ですね。

 

 

 

※戴いたメッセージ、順に返信しています。気長に待っていて頂ければ幸いです。

 

 

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 - 境界性人格障害との恋愛