こころタウン

境界性パーソナリティ障害の人と付き合うかたの心をケアするブログです。ぜひコメント欄見ていって下さいね。

ちょうど良い距離感を探る

   

ジンです。

コメントを活用してくれる人が増え、嬉しいです。

皆さんは色々なことを教えてくれる師であり、仲間であり、、

何と言ったら良いのか。

お一人お一人が居てくれることに励まされています。

 

このブログを読んでくれている人の年齢層は

私が把握しているだけでも10代から70代までと様々です。

コメントは書きにくいなと思う人も多いみたいですが

色んな経験をしてきた色んな人が居るので

思いもよらない考えが聞けるかもしれませんよ^^

 

 

さて、興味深いコメントを見つけました。

BJさんのコメント:

近づき過ぎると拒絶され、離れると気になる。
これが基本的な彼らの行動心理なんですね。
ここで優しく対応するとまた拒絶モードのスイッチを入れることになりかねないので一定の緊張状態をキープしてる感じですね。

 

彼女への返事は最低限にして、あなたのことは見捨ててはいないよというメッセージは静かに伝えるだけにしています。

これは彼女にとっても不安でもあり、心地よい安心感になっているようですし、

願わくは彼女自身が境界性の自分と対峙するきっかけになってもらえればと思っています。

 

境界性の人は、近づきすぎると拒絶するのに

こちらが離れていこうとすると気にする。

不思議ですよね。

これは確かに多くのケースに当てはまると思います。

 

境界性の人は感受性のアンテナが強すぎて

私たちの些細な言葉や行動から

「気に入らない」とか「見捨てられた」とかネガティブなきもちを強く感じてしまうんですね。

好きなテレビ番組が違うだけでひどく気分を損ねてしまうし

こちらが他の人と連絡を取っているだけで見捨てられたとまで思ってしまう。

距離が近づけば近づくほど色んな情報をキャッチして

苦しくなってしまうのでしょう。

至近距離でパソコンやテレビを見ていると、音や光が強すぎて嫌になる感じと似ているのかもしれません。

人と近いということは彼らにとってとても刺激が大きいのでしょうね。

 

 

もしあなたが好意を見せたり近寄ることに相手が嫌悪感を感じているようなら

一度こちらから離れて、ちょうど良い距離感を探るのは良いことだと思います。

特に相手が突然「好き」から「嫌い」へ態度を翻したとき。

いきなり拒絶を始めたとき。

こちらとしてはすぐに関係を修復したいし、敵意がないことを分かってもらいたいですよね。

焦って謝ったり、そばに居たいと言ったり、とにかく近寄って行きたくなると思います。

でも相手が炎上している時に歩み寄ろうとしても

近寄れば近寄るほどヒートアップさせてしまうんですよね。

だったら一時的に距離をおいてみたほうが良いのかも知れません。

こちらが離れることで、境界性の人達は嵐のような感情から解放され

落ち着けるのだと思います。

 

無理に近寄ってさらにヒートアップさせてしまうよりも

一時的に退いてクールダウンさせてあげたほうが

お互い負担は少ないと思います。

それに落ちついてもらえれば、その先話し合いに応じてくれる確立も高まりますからね。

不安でもあり、心地よい安心感

誰かと心理的に密着していないと境界性の人は不安なのかもしれませんが、

いつも見守っていてくれる安心感があれば

激しく荒れることも減るのでしょう。

関係がうまくいかないときは

付かず離れずの距離感。意識してみると良いかもしれません。

あなたの心も休まるでしょうし

お相手にネガティブな刺激を与える機会も減らせます。

そして何より

少し距離感が変わるだけで

お互いの有り難さに気づけますね。

 

 

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 - 境界性人格障害との恋愛