他人を否定する人に共通するたった１つのこと

 

最近名乗り忘れます。

ジンです。

 

性格や考えかた、毎日の過ごし方から夢や目標まで

誰かに自分を「否定された」と感じたことは誰しも一度はあるはずです。

特に境界性人格障害の人と接していると

君は何もかもがダメだね。

というような全否定の烙印を押されたことのある方も多いはず（＾＾；）

今回は

他人を否定する人の心理と

否定を乗り越えるための考えかたについて

一緒に考えていきましょう。

 

 

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どんな時に人は他人を否定するのでしょうか。

・意見が対立した時や

・立場が脅かされそうな時

・相手に嫉妬した時や

・不快感を感じた時。

さまざまなケースが有りますが

他人を否定する人に共通していることは

「自信がない」ということです。

自信がなくて不安になるから

ほかの人を否定して自信を保とうとするのですね。

と言う自分も人を否定してしまった事がありますが

あとから思い出すと、その時はやはり「相手より分が悪い」と感じていたのだと思います。

でも、否定をした所で状況が覆るわけもなく何の得にもならないのですよね。

ただ自分の自信の無さに絆創膏を貼って応急処置したようなもの。何の解決にもならないのです。

 
もしあなたの事を否定する人がいるのなら

それはほとんどの場合あなたに原因があるのではなく

相手の自信の無さが引き起こしていることなのです。

「これは正しい、これは間違ってる」という形で否定をしてしまうケースもありますが

正しいこと・間違っていること、いわゆる常識の概念は

その人の立場や時代背景などによって簡単にひっくり返ってしまうものです。

たとえば戦時中は国のために特攻することが正でしたが、今となっては考えられないというように。

正しい・間違いといった主観に準ずる否定とは、不確かなものなのですね。

 

 

 

自信の無さは「相手を否定すること」によって現れますが

それがエスカレートすると怒りになります。

怒っている人は、自分の立場が脅かされたり自分が軽く扱われていると思ったりといった

不安の気持ちがあって怒ります。

怒っている人は相手を否定することで自分の立場を保とうとします。

相手を卑下することで自分が上なんだ、自分は尊重されるべきなんだ、ということを確認したいのですね。

どうにもならない不安感・不快感を解消したくて怒っているので

怒っている時の言葉に対して意味はありません。

「怒っている人は不安を感じているんだな」

そう思うと怒っている人に対する見方も少し変わる気がしますね。

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そして、否定されたからといって

あなたはそれを真に受けて落ち込む必要は無いんですよ。

もちろん辛いし、イライラしてしまいます。

カッとなってつい言い返したくもなってしまいます。

でも相手の誘いに乗って言いたくもない否定の言葉をお返しするより

「そうなのかもしれないね」「傷つくからもう言わないで」と

サラリと受け流したほうが、ラクです（＾＾）

私は汚い言葉を吐かれているんです、許せません。という人も居るでしょう。

境界性のかたの暴言の激しさ、それはとても耐え難いものだと思います。

一見、言葉をぶつけられる周りの人たちが一方的に損だと思うかもしれません。

ですが

「否定の言葉」「暴言」は言った本人にも返ります。

人の脳は、自分が言ったことに対しての主語を理解できないという特徴があるんです。

簡単に言うと、「君は最低だ」と言った時、

脳はそれを自分自身に言ったこととして認識してしまうのです。

言われて傷つくのは言葉をぶつけられた側だけでなく

言った本人も、なのですよ。

 

 

 

有名な仏陀の言葉にこのようなものがあります。

「人は生まれつき口の中に斧を持っている。

相手の悪口を言えば言うほど

その人は斧で自分自身を傷つけているのです。」

 

 

相手に否定されたら、さらりと受け流す。

喧嘩を売られても、乗らない。

それは相手のためにもなりますし、自分のためにもなりますね。

否定や暴言をわざわざ発してあなたが自身を傷つける必要なんてないんです。

汚い言葉は言い合っていると掛け算のように増えていきますが

反対に、感謝の言葉も投げかけていれば相手は共鳴してくれます。

「ありがとう」と言える人のそばにいると、周りの人も「ありがとう」と自然に言えるようになってくるんですよ。

 

 

どうせなら美しく温かい言葉を選んで

穏やかな毎日を過ごしませんか。

 

 

 - 境界性人格障害の特徴