こころタウン

境界性パーソナリティ障害の人と付き合うかたの心をケアするブログです。ぜひコメント欄見ていって下さいね。

感情を爆発させたら負けなのか

   

 

 

ジンです。

境界性人格障害のかたと接していて

暴言にもう我慢ならない

試し行為に耐えられない

死ぬと言われてこちらが死にたい

と爆発寸前になってしまうことも有ると思います。

今回は、そんな時の対処法について

一緒に考えていきましょう。

 

 

 
境界性人格障害のかたは周りの人を振り回すことが多く、

毎日がまるでジェットコースターのようだ。と感じたことのある方も多いと思います。

キツイ言葉や謎の嘘、突飛な行動に対応し続けていると

もう我慢の限界だ。

と感じてしまう事も多いんですよね。

窮地に立たされるところまで追い込まれて欲しくないので

「頑張らなくて良いんです」と言い続けているのですが

毎日暴言を聞き続けていれば、そりゃあ爆発寸前にもなります。

そんな時はどうしたらいいのか。

 

 

爆発していいと思います。

 

 

私が爆発したら相手も炎上するんです、という声も聞こえてきそうですが

これは頻度がポイントです。

ちょくちょく爆発していたら相手はそれを「問題ないこと」と見なしますが

めったに爆発しない人が反旗を翻したらそれはもう「事件」です。

あまりに溜めすぎて心を病むくらいなら、もう我慢しなくていいんですよ。
というのも

相手が自傷行為に出たり

暴言を吐いたり

浮気を繰り返したりするのは

ある程度「あなたなら受け入れてくれるだろう」「最後には許してくれるだろう」という成功率を見積もっているからなのです。

 

大抵の犯罪もそうです。

たとえば、地震が起きると被災地には空き巣犯が増える事が分かっていますが、

あれも成功率を見積もって動いているのです。

そういう人は、絶対に侵入できない場所に侵入しようとはしません。

人は成功率を見積もって動くのです。

 

あなたなら受け入れてくれるんじゃないか

反応してくれるんじゃないか

合わせてくれるんじゃないか

心配してくれるんじゃないか

そう思うから、自傷行為や暴言、問題行動に打って出るのです。

なので、そこで滅多に怒らない人が爆発することは

相手の予想を裏切る効果を発揮します。

あなたがそうしたいのなら爆発したっていいんです。

爆発 = ゲームオーバー ではないんです。

 

 

 

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ちなみに自分は、もう耐えられないと思ったときに

爆発というわけではないのですが、一つの実験をしたことがあります。

自分が境界性人格障害になってみるという実験です。

その時は確か、相手にいつもされていることを仕返ししたかったのだと思いますが

相手と同じ暴言、同じ死ぬ発言、突然連絡が取れなくなる動き、を

そのままそっくりし返しました。

まるで自分も鬼気迫る境界性人格障害であるかのように。

 

どうなったと思いますか?

 

 

なんと、境界性人格障害の相手に

 

 

心配されました。

 
こちらが感情を爆発させたとして、一時的には波が立つかもしれませんが

大局的に見てみればそれほどの痛手はありません。

自分はその時相手に「なんだか不気味な人」というイメージを持たれたかもしれませんが

それもまた少しは状況の変化に繋がったと思ってます。
この人を怒らせたら何かヤバイ。

そう思われるくらいになっても良いんじゃないでしょうか。

 

私が怒ったって恐く見えないんです・・というかたも居るかもしれませんが

・この人に何かしたら周りの人に伝わってしまう(社会的な損失を被る)

・怒らせたら何が起こるかわからない

という雰囲気を匂わせるだけでも効果はありますよ。

 

ご自分の中に感情を溜めて病気みたいになってしまうより

怒りたいと思ったら発散して良いんです。

我慢するのを頑張らない。

溜め込もうとして頑張らない。

直接相手にぶつけたくなければ人に話すのも良いですね。

 

頑張らないとひどい目に合うと思ってしまう人も居るかもしれませんが

今まで頑張ってもうまくいかなかったのなら

頑張るの、やめてみてください。

 

ぜひ今までと少しだけ違う行動に出てみてください。

 

 

思わぬ収穫があるかもしれませんよ。

 

 

 

 

 

 
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PS.

そうです。
記事は、あなたへの返信ですよ。

 

 

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 - 境界性人格障害との恋愛, 境界性人格障害への接し方