負の感情が生まれる理由とそれを軽くする方法
ジンです。
相手との関係を辛いと感じたり
相手の言葉を酷いと思ったり
相手の行動に悲しみや怒りを感じたり。
誰しもそのような体験をしたことがあると思います。
なぜ私達は人間関係に辛さを感じるのか?
酷くショックを受けたり深い悲しみに落ちてしまうのか?
ダメージを軽くする方法は無いのか?
今回は
相手との関係に負の感情が生まれる理由とそれを和らげる方法について一緒に考えていきましょう。
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私達はどのようなときに悲しくなったり怒ったりするのでしょうか。
例えば恋人に以前からの約束を破られた時
悲しくなりますね。
同僚に仕事の邪魔をされた時
怒りを感じますね。
境界性の相手に嘘をつかれた時
がっかりしますね。
暴言を吐かれた時
息が詰まる様な不安な気持ちになりますね。
一見、良くないこと・予期せぬ出来事が起こった時に
悲しくなったり落ち込んだりするものですが
これは深い所まで突き詰めていくとたった1つのことに辿り着きます。
約束を破られるのも
邪魔をされるのも
嘘をつかれるのも
暴言を吐かれるのもすべて、
=相手があなたを尊重してくれなかったということなのです。
人間関係において負の感情が生まれるほとんどの理由は
「相手に大切に扱ってもらえなかった」という思いから。
相手に尊重してもらえなかったと感じた時に
人は悲しくなったり怒ったりするのですね。
これは人間の根本的な欲求で、誰にとっても必要なものです。
いつも「自分を大事に」と言い続けていますが
実は皆、本能的には自分のことを大事に思えているんですね。
相手の行動や言葉のせいで悲しくなった・・・と見せかけて、深いところでは
「尊重してほしいのに、されなかった。」という思いがある。
これを知っていると悲しみや怒りのレベルは和らぎます。
なぜならこの事が分かれば感情を相手だけに向けなくて済むからです。
相手の行動や言葉を変えることはできませんが
「尊重して欲しかったんだ」と自分の気持ちを認めて消化させることはできるのです。
逆に考えると
相手がなぜか怒っている、感情的になっている、理由がわからないという場合
もしかしたらその人は「尊重されていない」と感じているのかもしれないですね。
境界性の人は自分が大事にされていると確認するために
相手に無理な要求をしたり自傷行為に打って出たり何度も別れを切り出したりします。
もし大事にされている実感があればそんなことする必要なんて無いんですよね。
無理な要求を聞いてもらえる=大事にされている
自傷行為に振り回されてくれる=大事にされている
別れを切り出してもまた許して付き合ってくれる=大事にされている
とインプットされてしまってはダメですよ。
そんな事で大事にされていると実感して、それを覚えていくなんて
あなたも境界性の相手も望んでいないですよね。
だから、無理な要求は受け入れなくて良い。自傷行為にも付き合わなくて良い。
別れる別れないの堂々巡りに心を砕かなくていいと言い続けているんです。
そんな事以外の方法でいくらでも
大事にしていると実感させてあげることは、できますよね。
もし今あなたが「相手の尊重されたい気持ちを満たすために」振り回されているのなら
あなたも自分を大事にすることを忘れないでくださいね。
そのほうが自分をおざなりにして相手に尽くすよりも状況は良くなります。
人は誰しも生涯をかけて幸せにするべき人が1人居ます。
それは「あなた自身」です。
そして、
幸せになった人から、周りの人をも幸せにしていけるんですよ。
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