こころタウン

境界性パーソナリティ障害の人と付き合うかたの心をケアするブログです。ぜひコメント欄見ていって下さいね。

責められ傷ついてしまったら

   

 

ジンです。

気づけばもう12月ですね。

 

 

「あなたのせいでこうなった」

「どうしてそんな事も出来ないの」

「君は冷たい人だね」

 

こんな風に相手を責める人は、

甘えの欲求を強く残している人です。

子どもの頃、さまざまな要因によって甘え心が満たされないと

大人になっても「注目されたい・優しくしてほしい」というきもちが強く残ってしまうんですね。

もちろん誰しも人に甘えたくなることはありますが

甘え心が満たされず依存性を強めた人たちは、いとも軽々とプライベートの境界線を越えてきます。

 

1日中連絡を求めてきたり

真夜中に電話や呼び出しをしたり

仕事や住む家を見つけてほしいと要求したり

お金を貸してほしいと日常的に頼ってくることも。

彼らは相手がそれに従わないと、どうしてそんな事もしてくれないのかと憤慨します。

「君は冷たい人だね」などと相手を責めます。

「冷たい人」「ひどい人」「ダメな人」「役立たず」

このような言葉に傷ついた事のあるかたも多いかもしれません。

 

 

親しい人に責められたら酷く傷つきますね。

落ち込みますね。

本当に自分は冷たいのかと自信を失くしてしまいますね。

 

でも

冷たいって何を基準に言っているんでしょうか。

もちろんその人の感覚を基準にです。

彼らの主観。

彼らの真意はおそらく

「僕の欲求を満たしてくれない君は 冷たいね」

「私の思い通りに動いてくれないあなたは ダメな人ね」なのでしょう。

こうして書き出してみるとなんだか可笑しいですね。

 

 

 

彼らがかつて親に言いたかったことを私達が傷ついてまで受け入れる必要はありません。

その人自身にしか癒やせない、しかも過去の思いですから

他人である私達が踏み入って解決出来るものではないと思います。

 

 

 

 

相手を責める人は、甘えの欲求を強く残している人。

本来甘えるのは良いことだと思います。

でも、その延長にある叱責まで私達が受け入れる必要はありません。

 

あなたは冷たくもないし酷い人でもない。

ダメな人間なんてことも断じて無い。

傷つくことばを真に受けて、一人で落ち込み続けないでくださいね。

 

 

 

 

あなたが傷つくのは優しいからです。

優しい人が冷たいワケありませんね。

 

 

 
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