パーソナリティ障害の相手は変わりますか?
ジンです。
パーソナリティ障害の人は変わりますか?という質問をよく戴きます。
第三者に行動を注意されたり、危ない目に遭ったりしたら、問題行動は治まるのか?という意味ですね。
私なりの答えを言うと、
変わらないと思います。
私達がなかなか変われないように、パーソナリティ障害の人もカンタンには変わらないでしょう。
問題行動を起こす人は問題行動を繰り返し
問題行動で傷つきながらも相手を許す人は、その後も高い確率で相手を許し続けます。
ただ、10年前の自分と今の自分の変化にふと気づくことがあるように
もし変わるのだとしたら長い年月をかけて変化を遂げていくものだと思います。
相手はすぐには変わらない。
一見厳しいなあと感じるかもしれませんが
このことを知っていれば、問題行動にも建設的な対応が出来ると考えています。
暴言のクセが変わらないなら、無理にやめさせるのに労力を注ぐよりも、暴言時は物理的に離れると決めておく。
虚言癖が変わらないなら、すべてを無条件に受け入れず自分で考えるクセをつけてみる。
浮気性が変わらないなら、浮気をされるつらさにずっと耐えていけるのか想像してみることで、ベストな選択をしていけるかもしれません。
相手の変化を待つよりも、自分が動いてしまうほうが
振り回されることも減ると思いますよ。
希望を持ってはいけないワケではありません。
むしろ相手の可能性を信じてあげられるのは尊いことです。
ただ、相手に変わりたいという意思が無い場合は
5年、10年、、長期間のスパンで見守るのが良いでしょう。
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