迷子にならないこと
ジンです。
気持ちの波が極端に激しい
浮気や不倫を繰り返してしまう
周りの人との関係が上手く行かない
自分や他人を傷つけてしまう
「境界性パーソナリティ障害」。
あなたのパートナーはこの病気だと診断を受けているかもしれません。
症状のいくつかに当てはまるのかもしれません。
診断を受けるまでが難しいので、
境界性パーソナリティ障害「っぽい」という状態の人が一番多いのかもしれないですね。
境界性を取り扱うサイトや書籍を見ていると
「思い切って離れるのも一つの手」や、
「とにかく逃げろ」と書かれているものも少なく有りません。
逃げると聞いて、数年前に流行った「青鬼」というフリーゲーム?を思い出しました。
このゲームは、とある洋館の中で
青鬼という異形のモンスターからとにかく逃げるという内容だったと思います。
プレイヤーは自分の命を守るために必死で逃げるんですが、なにせ青鬼の足が速すぎて、
クローゼットの中に隠れるまでに簡単に捕まってしまうんですよね。
クローゼットの中に隠れても結局見つかってしまうんでしたっけ。
青鬼は見た目に不気味で、得体が知れなくて、足が速くて恐ろしい。
ちょっと脱線しましたね(^^;
あなたの目の前に居る相手は得体の知れない存在なんかじゃないんですよね。
極端な気持ちの波や、残酷に見えるところはあるかもしれない。
でも、思いやりがあって、面白くて、愛らしくて、頭も良い。
人好きで、周りからも慕われている。
そんな面も有る一人の人から、離れろと言われて「はいそうですか」と納得するのは至難の業だと思います。
逃げ出したほうが良いのかもしれないとは思う。でも、出来ない。
「逃げ出しておしまいに出来ない」ご自身を責めないでください。
責めるどころか、あなたのその気持ちはとても尊いものだと、自分は思います。
境界性の方やその症状に当てはまるかたと接していると
「なぜ私は彼のことを幸せにできないんだろう?」
「どうしたら彼女を助けられるのか?」
「どうしたらこの人に耐えていけるのだろう?」
こんな事を考えてしまう人も多いと思います。
境界性の方と接する上で大切なのは、
あなたが迷子にならないことです。
何をどうしたら状況が良くなるのか、これ以上悪化させないために何ができるのか。
その全体像が分かっていれば、不安な気持ちになることも減ってきます。
地図無しで本州を横断しろと言われても迷い果ててしまいますが
地図があれば、向かう方向が分かっていれば、迷子にならず安心して進めますよね。
迷わず進むために必要なのは
「自分を守ること」
「相手を知ること」
「対処法を身につけること」。
ひとつずつ積み上げていきましょう。
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