こころタウン

境界性パーソナリティ障害の人と付き合うかたの心をケアするブログです。ぜひコメント欄見ていって下さいね。

行動のコントロールが効かない【境界性パーソナリティ障害の特徴】

   

 

ジンです。

今日は、地元の夏祭りでした。

最近の祭りには、金魚すくいが無いんですね。

 

 

 

境界性パーソナリティ障害の人、またはその傾向を持つ人には

行動のコントロールが効かないという特徴があります。

前回「感情のコントロールが出来ない」とお話ししましたが、

感情がコントロール出来ないことで、行動にも制御が効かなくなってしまうんですね。

そこまでしてしまうの?という行動に発展してしまうこともあり、周りの人はただただ驚いてしまいます。

仕事で失敗してしまったという激しい恥の気持ちから、下剤を大量に飲み込んでしまったり。

恋人に嫌われたかもしれないという極度の悲しみから、自分の体を傷つけてしまったり。

そこまでの行動をとってしまうのは

さきほどの感情のコントロールが難しい点に加えて

「高ぶった感情を処理するため」という理由もあるんです。

かかりすぎたストレスを和らげるために、大胆な行動をとる。

ストレスの強い境界性の人にとってはごく自然な流れなのかもしれないですね。

 

 
境界性パーソナリティ障害の人は、行動にブレーキをかけるのが難しい。

まるで、ブレーキの掛からない車を運転しているような状態なんじゃないでしょうか。

これは運転している身になったら、ものすごく恐いですよね。

ぶつかる事が分かっていても、スピードを緩められないのですから。

自分だったら運転したくなくなります。何も考えたくなくなります。

そう考えると境界性の人は毎日を普通に過ごすだけでも「頑張ってる」のかもしれません。

 

 
行動のコントロールが効かないのは、

裏を返せば「ものすごい行動力が有る」と言えますね。

これはプラスに働けば、かなりの強みです。

有名な実業家さんの言葉に「この世は行動の星」というのが有りますが

行動する人こそ人生を前に進めていけるんですよね。

一見ウィークポイントに見えますが、行動にブレーキがかからないというのは

物事を始めたり、何かを作ったり、出世したりするのに関しては、かなりの強みだと思います。

 

 

 

境界性パーソナリティ障害の人は

・行動のブレーキが効かない

・それは悪気が有るわけでなくもともと

・裏を返せばものすごい行動力の持ち主

 

 
衝動的な行動だけを見てしまうと「とんでもない人」かもしれませんが

これを知っていれば別に、悪人でもなんでも無いですね。

 

 

 

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 - 境界性人格障害の特徴