こころタウン

境界性パーソナリティ障害の人と付き合うかたの心をケアするブログです。ぜひコメント欄見ていって下さいね。

境界性から被害や攻撃を受けにくい人になる方法

   

ジンです。

境界性人格障害の彼氏彼女や家族と付き合う中で、

趣旨の分からない会話に大事な時間を奪われてしまったり

自暴自棄な言動に振り回されたり

浮気などの突飛な行動に傷ついたり

いわゆる「被害」で困っているかたはとても多いと思います。

 

 

前回の記事にも書きましたが、境界性人格障害である、ないに関わらず

ほとんどの人間関係で相手を変えることはできません。

相手の攻撃は止みません。

ではどうしたらいいのか?

ひとつの対応策として「被害を受けにくい人になる」という方法があります。

今回は

被害を受けにくい人になる方法についてお話ししていきます。

 

 

スポンサーリンク

 

 

 

 

さて。突然ですが質問です。

直感的に考えて答えてみてくださいね。

 

あなたの目の前にピカピカに磨かれた新しい車と

汚れて傷が付いている古ぼけた車があります。

今から、どちらかの車を思いっきり棒で叩いてくださいと言われたら、

あなたはどちらを叩きますか?

 

 

直感的に答えてみてくださいね。

 

 

 

 

さてあなたはどちらの車を選びましたか?

 

おそらく、汚れた車と答えた人のほうが多いんじゃないでしょうか。

私は新しい車を叩きたい!という人も居るでしょうが、

直感的に「叩いてもOK」と思えたのは汚れた車のほうなんじゃないでしょうか。

汚れてるなら叩いて傷つけても大丈夫だよね、という心理です。

 

 

これは割れ窓理論といって、

美しく整えられているものは「傷つけてはいけないもの」として大事に扱われ

汚れて手入れされていないものは「傷つけても大丈夫なもの」として軽い扱いを受けるという有名な話です。

たとえば綺麗に磨かれて掃除されている駅には、ゴミを落とされることは滅多に有りませんが

古くて汚れた駅にはどんどん汚いものが捨てられたり施設が壊されたりしますね。

 

 

で、何が言いたいのかというと

これは人間関係にも通じる話なのです。

 

 

清潔に外見を整えている人は道を歩いていて暴言を吐かれることなど滅多に有りませんが

不潔な格好をしている人は軽い扱いを受けたり笑われたりすることがあります。

 

簡単に他人に流されない、芯のある心を持っている人に詐欺師は太刀打ちできませんが

自分の意志も分からないような人はよく狙われてしまいますね。

 

私は大切に扱われるのだと思って生きている人は、大概まわりに大切にされます。

自分は我慢する立場なんだと思って生きている人は、周に軽く扱われます。

 

そろそろ、見えてきましたか?

境界性人格障害の人から被害をうけにくくする方法。それは

「傷つけてはいけない人間」にあなたが変わってしまえばいいのです。

まず視覚的なところから清潔に。これが意外と大事な第一歩。

そして自分を大事にしようと改めて思ってみてください。

言いなりにならず、出来ないことは出来ないと意思表示する強さをもつ。

相手を変えることはとても難しいですから、

それならあなたが変わってしまえばいいんです。

毎日「心も身体も大事に扱われるピカピカの新車のようで居よう」と少しずつ意識するだけで

顔つきも雰囲気も変わってくるものです。

意思は、意外と面に現れますよ。

 

でも境界性の相手の攻撃はどうしたって止みません。

と、いう声も聞こえてきそうですね。

それでは、ひとつ聞きます。

境界性の相手は「誰にでも」被害を与えますか?

「誰にでも」わがままを言い、振り回しますか?

被害を与える人、与えない人を

選んではいないですか?

自分が知る限りのケースでは、境界性の人たちは攻撃していい人いけない人を選んで行動しています。

ぜひ「傷つけてはいけない人」になってください。

 

 

 

家族や長年の恋人だと、今までの被害がパターン化してきているから

そうそう関係を変えられないという人も多いと思いますが

 

今のまま嫌な扱いを受け続ける毎日を、この先ずっと続けていくのか

今からでも少しでも変わるほうに懸けるのか

決めるのはあなた自身です。

どうか「傷つけてはいけない人」になってください。

 

だってあなたは本当に

傷つけられていい人ではないんですから(^^

スポンサーリンク

 - マインド